浮世絵プロジェクトについて


浮世絵の「浮世」は「今」「現代」という意味があり、各時代に人気のあった美人や、歌舞伎役者、人気スポットなどの風景を描いていました浮世絵プロジェクトは、その浮世絵のスタンスを現代に生かしたいという考えの基、現代のスターを伝統木版画で表現しています。


UKIYO-E PROJECT アドバイザー

?〜浮世絵とは何か〜!

浮世絵は日本の伝統的な木版画である。しかも、18世紀以降、オールカラーの「多色摺木版画」=「錦絵」の技法が開発されてから、さらに飛躍的な発展を遂げた。日本特有の技法である。
その技法を支える、職人たちの存在を忘れてはならない。職人たちとは、「絵師」「彫師」「摺師」である。三者の技量がそれぞれ最高に達したとき、優れた「浮世絵」が誕生する。
この伝統を過去から現代へ、そして未来へと繋げるプロジェクトが、「Ukiyo-e Project」である。
浮世絵は、いつの時代も、「現代」を映してきた。つまり「浮世絵とは現代を映す鏡」である。現代より古い時代の物語を描いても、浮世絵師たちは「現代の浮世絵」として描いてきたのである。

<国際浮世絵学会常任理事 新藤茂>

新藤茂Picture1.png

新藤 茂
UKIYO-E PROJECT Adviser
浮世絵研究家・浮世絵鑑定家・浮世絵蒐集家
国際浮世絵学会 常任理事
東京理科大学 理工学部数学科卒業(集合論専攻)
歌舞伎座カレンダー『歌舞伎絵暦』の企画・構成・解説を毎年担当
第24回 内山賞受賞(日本浮世絵協会/2005年度/浮世絵研究)

現在の専門は主に「浮世絵」「落語」「歌舞伎」「和算」で、これらを基盤にして実証的な「浮世絵研究」を推進している。

企画監修した展覧会

・『五渡亭国貞 役者絵展』
(リッカー美術館/1989)

・『芝居おもちゃ絵の華麗な世界<近世庶民と歌舞伎文化>
(たばこと塩の博物館・大阪市立博物館/1995)

・『浮世絵に見る歌舞伎 <幕末明治の名優たち>
(たばこと塩の博物館/1996)

・『浮世絵に見る落語 <笑いの中のたばこ文化>』
(たばこと塩の博物館/2001)

・『開館四周年記念 浮世絵名品展』
(馬頭町広重美術館/2004)

・『国芳 暁斎 なんでもこいッ展だィ!』
(東京ステーションギャラリー/2004〜2005)

・『横濱開港150周年記念 横浜浮世絵』
(横浜高島屋・神奈川新聞社/2009)

・『没後百年 楊洲周延 明治美人風俗』
(平木浮世絵美術館/2012)

・『浮世絵 Floating World』
(三菱一号館美術館/2013)

・『没後 150 年記念 歌川国貞』
(太田記念美術館/2014))


UKIYO-E PROJECT Founder/ Art Director

IMG_8094.JPG

常に時代の「今」を描いてきた浮世絵は、絵の中に、様々な物語が込められている。その大胆な構図から想像は大きく膨らみ、物語を知ると、謎はゆっくり解けてゆく。

私自身「彫金」をするので、浮世絵の制作過程に興味があります。職人さんと話していると、その技法に共鳴し、驚き、木版画の表現の豊かさに、強い感銘を受けます。「浮世絵」には「日本らしさ」が凝縮されていると思います。

細かな作業、気の遠くなるような緻密な作業をこなす忍耐強さ、種々のこだわり、分業のハーモニーです。このプロジェクトを通して、世界の人に、日本を感じてもらえたら嬉しいです。百年後、二百年後の未来に誇れる「現代の浮世絵」=「今を描いた作品」を作っていきます。

三井悠加 
Mitsui Agency International

経歴

2014/6 UKIYO-E PROJECT発足

2015/2 コラボレーション第一弾KISS浮世絵を発表

2016/2 ロサンゼルスSunset Marquis Hotel内のMorrison Hotel GalleryにてExhibitionを開催

2016/7 パリのFrench Paper GalleryにてExhibitionを開催

2016/12 コラボレーション第二弾IRON MAIDEN浮世絵を発表

2018/6 コラボレーション第三弾David Bowie浮世絵を発表

    原宿のBOOKMARCにて「UKIYO-E PROJECT presents デヴィッド・ボウイ 浮世絵展」を開催 

2018/7 イギリス大英博物館にDavid Bowie浮世絵2作品『出火吐暴威変化競「竹沢藤次」』と『出火吐暴威変化競

「鬼童丸」』が所蔵される